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 お寺の名前:

      福聚山 長林寺


 しょざいち:


      足利市山川町1142

        (TEL 0284-41-7488)
 お坊さん:

      32世 矢島道彦

      


天然記念物大賀ハス
(7月中旬〜8月初旬)
お寺の歴史(あらまし)
 お寺の名前はもとは金剛山香華院東林寺(こんごうさん こうげいん とうりんじ)といい、いまから500年ほど前、明応8年(1499年)に常陸国河内庄小茎郷(いまの稲敷郡茎崎町あたり)に創られました。お寺を開いたお坊さんは天助高順(てんじょこうじゅん)という方です。
 天正時代、7代目の源室永高(げんしつようこう)さまのころ、戦乱のために寺を焼かれ、現在地に引っ越してきました。お寺の再建に全面的に協力してくれたのは、戦国武将として有名な上杉謙信輝虎(うえすぎけんしんてるとら)公です。天正19年(1591年)にいまのお寺の名前になりました。謙信公が派遣した川田豊前守(かわだぶぜんのかみ)・石川主水(いしかわもんど)・安藤帯刀(あんどうたてわき)らの家臣はこの地に住みつき、以来子孫の方々が他のお檀家とともに寺を守ってきました。
 小田原の大雄山最乗寺(だいゆうざん さいじょうじ)との古くからのご縁で、東大平山(ひがしおおびらやま)の山腹に道了尊(どうりょうそん)が祀(まつ)られており、毎年5月には盛大な祭りが開かれています。 
 建物は宝暦3年(1753年)と文化11年(1814年)、2度の大火に見舞われて焼失しましたが、弘化4年(1847年)から再造営され、さらに31代目の宗嶽昭文さまの代に全体の再整備がおこなわれました。現在の住職は32代目で、古い灌漑用溜池の改修や庭園の整備などの環境保全事業に取り組んでいます。
 寺域の全体(境内地1万坪・山林10ha)が山川長林寺公園として開放され、市民の憩いの場となっています。早春の若葉や秋の紅葉も美しく、溜池には一年中カワセミの姿も見られます。8月の盆明けの夜には、毎年溜池を会場に送り火コンサートという野外コンサートも開かれています。
 ちなみに、裏手一帯はワシ・タカ類も豊富な大坊山国有林で、長林寺はその林内を歩く毛野大坊山ハイキングコースの起点となっています。春秋には大勢のハイカーが訪れる人気の低山コースです。
 また、寺に事務局を置く長林寺サンクチュアリ保護基金は、寺と周辺の自然環境の保全を目的として、さまざまな活動を行っていますが、近年はとくに環境教育の普及に力を入れ、毎年基金主催のセミナーなども開いています。

         閉ざす門あらで里寺の良夜なる 孤影


本堂


山門

千手観音像

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